第17回・2023年度

認定No.501

工場で一つひとつ職人が製造するブリキの玩具。平面のブリキの板に印刷された絵が、プレス加工をした際に本体の曲面とズレがないように調整するのはまさに職人技である。代表的な製品である「ミニプルバックANA」シリーズは、発売から30年以上愛されるロングセラーとなっている。

認定No.502

ロールスクリーンの内部に搭載された巻き取り装置は、スプリングの力を使うことによって、ワンタッチで生地を巻き上げることが可能。生地が巻き上がる時の衝撃を抑えるブレーキシステムには独自の工夫が詰まっており、30年以上にわたって納品実績がある。年間受注数は約36,000本。

認定No.503

同社は超硬合金の研磨を得意としており、自動機ではできない難易度の高い加工を職人の手で行っているのが特徴である。品質を重視しているため顧客からの信頼も厚い。超硬合金の加工に特化した企業は珍しく、都内で1社、関東で数社程度しかない。

認定No.504

真鍮、プラスチック、アルミニウム、ステンレスなど直径3mm〜20mmまでの丸棒や角棒の加工を得意とし、50年に渡り、さまざまな製品の部品を製造。東京オリンピックの室内競技会場で使用された消毒機'部品、全国の工場で使用されている油差しや自転車などの空気入れの部品は、ほぼ同社が手がけている。

認定No.505

天然ゴムを主原料とする卓球ラケット用ラバーのゴムシートをODM・OEM で製造。天然ゴムの仕入れから、工場で素材の精錬、成形、検品まで自社で一貫して行っている。卓球業界で有名な企業へ製品を納入しており、世界チャンピオンも使用した実績がある。