認定制度について

葛飾ブランド「葛飾町工場物語」認定の目的は?

葛飾区内で優れた技術等により製造された製品・部品などを葛飾ブランド「葛飾町工場物語」として認定します。

その製造背景やエピソードをストーリー性豊かに区内外に情報発信していくことにより、 葛飾区が高品質製造の集積地域であるイメージを高め、葛飾区における製造業製品の評価向上による製造販売の拡大に繋げ、 葛飾区内産業の活性化に資することを目的とします。

認定の対象は?

次の要件をすべて満たすものが認定の対象です。

1.葛飾区内で主要部分を製造している製品、部品(「部品等」には、製品や部品に各種処理などにより製品価値を高める加工も含む)であること。
2.認定時において、製造販売・受注が可能な製品、部品等であること。
3.十分な安全性を有している製品・部品等であること。

認定申請の資格は?

1.区内で製造を行っている製造業者であること。
2.区内製造の事業者を含む団体(任意団体を含む)で活動の拠点が葛飾区内であること。
3.その他、葛飾区長及び東京商工会議所葛飾支部会長が認めるもの。

誰が認定するの?

認定品の申請を受けて、専門調査員が調査等を行い、その結果を踏まえて認定審査委員会が審査します。

その結果に基づき葛飾ブランド「葛飾町工場物語」認定品として 葛飾区長と東京商工会議所葛飾支部会長が認定し、認定証を交付します。

認定されるとどうなるの?

認定製品(製品・部品)にはロゴマークを使用する権利が付与されます。

また、認定品を「葛飾町工場物語」ストーリー集やホームページ、広報誌等に掲載して広く内外にPRしていきます。

さらに、東京ビッグサイトで開かれる国際見本市や、産業展等に出展して認定品の販路拡大や販売促進のビジネスチャンスを広げていきます。
ブランドロゴ

その他、葛飾ブランド認定の情報については?

本Webサイトおよびフェイスブックページをご覧ください。

葛飾ブランド「葛飾町工場物語」フェイスブックページ
 https://www.facebook.com/katsushikamachikoba

認定企業の声

有限会社精工パッキング
(平成28年度認定事業者 有限会社精工パッキング 平井秀明社長)
弊社は創業59年、下請けを生業としている町工場でした。平成の始め、とあるお客様からの工場見学の依頼を受け入れたところ、 技術を盗まれ、それ以降25年間、部外者立ち入り禁止とし一切の露出を断ってきました。

外部と断絶すると、良い面として技術が守られ研鑽を積み、独自の高い技術力を高めていけました。悪い面は自社はどんな会社なのか?が外部に届かないことです。

会社名と技術を知ってもらうため、葛飾ブランドへの挑戦を決意し認定に至りました。その後で、25年間の培った独自技術で製造する、世界一細い輪ゴムなどの開発にも成功しました。 展示会でも極細ゴムの人気は高く、多くの方に会社名と技術を知ってもらえるきっかけとなりました。

するとメディアや雑誌からの取材、そして仕事の依頼も増えました。今後も葛飾ブランド認定企業として、より良い製品作りを心掛け会社と地域を盛り上げる存在となりたいと思います。

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